黒伸病院で起きた
あの事件をきっかけに拓哉とと付き合い始めて2年が経った
今回はどんなことをしてくれるのだろう
新しいスタートをきって
作:Star
原作:21〜Two One〜 by BasiL
「それじゃあ 行ってきます」
「気をつけろよ」
拓哉に見送られて芹は仕事へ行く
「榊さん」
と病院につくなり芹を呼ぶ人が居た
二見美魚だ
美魚は原因不明の病気に侵されていたが
拓哉の懸命な治療により
少しづつ回復してきている
「どうしたの?」
と芹は声をかけると
美魚はうれしそうに
「今週退院できるんです♪」
と声を弾ませていった
それを聞いて芹も嬉しくなる
こうやって元気になって退院していく
患者を見るのが何よりも嬉しいことだ
「よかったね美魚ちゃん、
でも完全に治ったわけじゃないんだから
気をつけなきゃだめよ」
芹の言葉に美魚の顔は一瞬曇ったが
すぐに はーいと言う元気な笑顔を見せると
お辞儀をして病室に戻っていった
その後姿を見ながら芹はナースステーションへ向かう
「橘さん、ここ教えてもらえませんか?」
ナースステーションに入った芹は
唯奈を見つけるとそう声をかけた
「あー、そこね。そこはこうだから・・・」
「あっ、そっか。ありがとうございます、助かりました」
「いえいえ、それじゃあ今日も、がんばりましょう!」
「はい!」
芹は唯奈と分かれた後
他の看護婦といっしょに朝の回診へ出た
戻ってくるともうお昼。
「午前中は忙しかった・・・」
と、つぶやきながら芹はお昼を急いで食べた
午後の仕事を終え
ナースステーションを後にする
今日は定時に上がれた
「もしもし拓哉?これから買い物して帰るね」
「おう、わかった。気をつけろよ
お前、そそっかしいんだから」
「大きなお世話です」
「ははは、まっ、気をつけろよ」
拓哉との電話を終えると
芹は
「今日は何にしようかな?」
と考えながら病院を後にした
「ただいま」
「おかえり」
「疲れた(泣)なんで今日に限って人が少ないのよ〜」
と嘆く芹
そして立ち上がり
「まっててね、すぐ夕食作るから」
と拓哉に言うとすぐに
夕食の準備をはじめる
30分後・・・・
「芹〜、まだか〜、腹と背中がくっつく〜(泣)」
「はいはい、もうできるよ」
「は〜や〜く〜」
拓哉が飢え死にしそうな声を聞きながら夕食を食卓に並べる
そして夕食
「あと、5分遅かったら飢え死にしてた」
「まったくもう」
そんなことを言いながら食べ始める二人
言うまでもないが
この二人が普通に食べるわけがない
そんなわけで
「拓哉、はい あ〜ん♪ 」
「・・・うん、うまい。芹の料理は本当にうまい」
「本当!?私にもあ〜ん♪ して」
「よし、ほら あ〜ん」
こんな風に毎日繰り広げられている。
飽きないのだろうか
(私なら毎日でも嬉しいけど)
「それじゃあ、私練るね」
時間は夜10時
7時間きっちり寝ないと芹は不機嫌なのを知っている拓哉は
「ああ、おやすみ」
と声をかける
明日も拓哉とたくさんはなせて笑えますように
芹は押す願いながら
夢の中へと・・・・
後記
初めまして、ネット小説初めて書きました
Starと言います
初めて書いたので読みにくかったりすると思いますので
ご指摘していただければ幸いです
これからも書くつもりなので
よろしくお願いします。
ご意見・ご感想はこちらまで