MIDNIGHT番外編 
もし、記憶喪失が彼女を襲ったら・・・

作:太陽
車情報:ライス


ある日、舞人のもとに一本の電話がきた
妻たちが事故に巻き込まれたという連絡だった
幸い、ひかり数人は無事だったらしいが
希望たちメインヒロインは緊急入院になったとのことだ


桜坂総合病院

妻たちの病室
そこで、俺が見たものは
希望「あなた、だれ?」
希望たちは記憶喪失になっていた
脳や骨には異常はなくすぐ入院はできたもの
希望たちは相変わらずで
1週間もすれば舞人は彼女らを避けるように
こっそりとアパート暮らしに戻った
ひかりに
「あいつらに、重い空気はに合わない しばらく席をはずす」
そういいにもちを持ちスープラとともにアパートに戻った
このときからレールがいじくられていた


それから数日後
ひかりから連絡がきた
その内容は
他の男性と交際まがいの事をしていると
俺は別にかまわない
籍を別ちてもと伝えた
その後俺は離婚届にサインをし
ひかりたちがいる家へと送った


俺は一人窓の外を見た
そこでは希望たち数人が男性たちと仲良く話し歩いていく姿を

絶望

目の前が真っ白になった
もう何もする気にもなれない
もう息をするのも嫌になってきたぐらい
携帯がなっているがそんなものはどうでもいい
大切なものを失ったのだから

ドンドンドン
???「舞人ーーーー、居んだろーーー」
近所迷惑になりかねないと俺は出た
舞人「ADSLは、間に合っているので」
そういうと あいつははフッとわらい
???「んなんじゃねーよ」
とわらって答えた
親友の山彦
ひかりから言われて来たのだろう
山彦「走りにいかないか? 今までも嫌なことがあったら
走りにぶつけ腕を磨いてきただろ俺たち
気分ぐらいはれるだろう」
せっかくの気遣いだから俺は行く事にした

久しぶりの気がするスープラ
前までは毎日乗っていたがここ1週間は
乗っていなく懐かしく感じられた
キュンキュンキュンキュン ドウッ
ドドドドド
久々に聞くエンジン音
俺がスープラを選んだのはこの威勢のよさだ
いつも無駄に元気なようなこの威勢 俺に似ているから
俺に似ているから選んだ相棒だ

黒いスープラが街中を走っていく
ついたのは笹原峠
舞人たちのホームコース
ここの水溜りやこぶの位置、減速帯の数も暗記している
このいつもの峠
そこには昼間見た男たちと希望たちの姿があった
俺はいつもと同じ場所希望たちとは反対斜線のスペースに車を止め
山彦と車のチェックをしていた
1週間も乗らなかったら車もほこりをかぶるだろう
手馴れた手つきで俺たちはホイール裏・触媒などを調べ
異常を無いことを確認する
一息入れタバコを二人で吹かしてたと
男A「よぉ、お兄さんたち なんだか知らねぇがよ
目障りなんだ」
希望たちの連れのようだ
男B「俺たちの車につつかれねぇうちにけぇりな」
男たちはそう笑いながら希望たちのほうへ戻っていった
山彦「舞人、リハビリ代わりにあいつらとやるか?
ここまで喧嘩売られちゃあ 漆黒のスープラの名が廃るぜ」
舞人「だな、マナーを教えてやりますか」
久しぶりのバトルになりそうだが
負ける気はしなかった 俺と山彦がしっかりチェックし
仕上げたスープラだから そして俺の腕を頼りにしてくれる
この親友の応援もあるから

俺らはあいつらが車に乗り込むのを見て
すぐさま乗り込み相手の車の頭と同じように スタート線にあわせる
もう目をつぶってでもあわせられる
あたりまえの動作だった



男A「よう、お兄さん 俺とやるのかい?
やめときな 前にいた峠では負け無しだったんだから
事故りたくなければそこからすぐどきな」
山彦「お前等こそな」
そういうとフッと助手席にいる山彦はわらう
男A「そこまで言うならおもしれぇ
負ける準備はいいか?」
山彦「勝つ準備は万端だ」
男A「けっ」
そういうと
男B「俺がスタートしたらその後すぐおまえらがスタートで開始だ
いいな?」
舞人「かまわん」
相手のマシンは青いスープラ
同じマシン同士では負ける気はさらに減る
キャキャキャ
スタートする
その後を舞人がついていく
相手の助手席には希望がのっていた
楽しそうな顔をしてた
舞人「山彦、ナビ頼む 久々だからよ」
山彦はフッとわらい
山彦「任せろ」
笹原峠最強コンビの復活であった
青いスープラにぴったりくっついてくる
そして相手は恐怖を感じ始めた
この峠で最強のスープラに
火をつけたのだから
この炎はもう誰にも消せない
本当の男なら誰でも持つ
何かへ対しての想い
真意を知るからこそ
この炎は燃えつづける
二度と消えることが無いだろう
この炎を
彼を慕うもの全員が見えているのだから


ふもと
途中のコーナーでアウトから余裕で抜いた
その後ゴール地点まで相手を突き放し
ミラーから見えなくなるまで離した
コースレコードという最速で
その走り、その炎を見た彼女たちは
記憶を取り戻した らしい
そのときすでに遅く
舞人はアパートから出ていて
山彦とともに実家のほうまで戻っていた

ドドドドド 実家の近くの峠で二代目を襲名した
だから、燃える男を支える友人もいる
数年いなかったと言えども、故郷だ
同期の人間もいる
既に、山彦も馴染んでいるぐらいに
ここで、楽しく走っていられることに舞人は
心底喜んでいる
意気投合でき、お互いを励まして走れるから
走ることに喜びをまた、感じられるから
走りを楽しむ舞人や山彦にとって最高の環境であった。

が、
中には、しつこく相手に迫る連中もいるわけでして
男A「いよう、あんちゃん また会ったな(にやにや)」 舞人視線 はぁ、面倒な連中が来たよ
わざわざ女ずれでこんな遠くまで
かっこつけたいなら他にいってればいいのに・・はぁ
男B「もしかして、こわいのか?」(にやにや)
「わかった、相手してやるから早くしろ」
路面は多少雪があるが走るのには問題ないだろう
「雪なら何とかなるだろう、山彦 サス一応上げておいてくれ」
山彦はおう!と楽しそうに作業にかかる
俺もジャッキ上げとかですぐさま設定する

ヴォォォンヴォヴォヴォヴォヴォ
生きのいい音のスープラ
漆黒のスープラ
馬力は390から400psぐらい
ボンネットもカーボン製だから軽く仕上がっている

横一列に並ぶ
そしてスタート

ぎゃぎゃぎゃ
「先頭をもらったぁーー」
漆黒のスープラが頭をだしそして先頭に降り立つ

・・・・
・・・
・・


ゴール地点
あっさり勝った俺 ふもとの駐車場には
「舞人・・くん・・」
希望達の姿があった
俺は、その声に気づかない振りをしてスープラに乗り込む
バン
キュンキュウンキュン
ドウゥゥ
「待って!!いかないで・・・話を聞いて・・・」
そんな声も、スープラの威勢にかき消される
ヴォォォーーー
希望達はなすすべもなく立ち尽くしていた

そこに黒いリトクタブルライトの車
TOYOTA SUPRA E-JZA70型 通称70スープラ
ドライバーは・・・
??「嬢ちゃんたち乗りな あの馬鹿息子のところまで連れてったるよ」
半場強引に乗せられ 峠を上っていった
続く


太陽です。
久々の更新でした
SHUFFLEを少しやりましたが前半のギャグの方はいいのですが
だんだんね。。。。
げふんげふん
たぶんそのうち書くと思います