桜坂につれて返され
その子たちと婚約が
親の間で決まってたし
俺だけ蚊帳の外だったらしい・・・
こんなデケー家用意してあるし
駐車場なんか20台はとめられそうだぞこれ
なんだかなぁ・・・
MIDNIGHT それは舞い散る桜のように編
第四話 新生活
夜8時
俺はスープラとともに地元桜峠にきていた
顔見知りと挨拶を交わし
駐車場でのんびりしてた
そこに
NISSAN S15 シルビア K's
山彦だ
女連れとは
また豪勢だこと
俺はタバコの火を消しいつも携帯している灰皿にしまう
マナーは守るぞ俺は・・・なんだよその疑いの目は
まあ話がそれたがS15は普段のバトル用グリッド線に合わせ停止している
つまり無差別の挑戦を受け付けているらしい
助手席に女か・・・
ひねってやるかな
俺はスープラをS15の隣に並べた
そうするとギャラリーが沸き立つ
「あ、俺がカウントやるぞー」
ギャラリーの一人がカウントを買って出た
「行くぞー
5
4
3
2
1
GO!!」
一斉にスタートした
スタートで先行したのは俺
黒いスープラだ
重低音を響かせ
コーナーにかかる
何も無いところからブレーキランプが表れたように見える
と以前いわれた
黒い車体は場所によっては隠れてしまい
ライトだけが存在しているように見える
ドシュゥ
ヒールアンドトゥーによるシフトダウン
すばやくステア
そしてブレーキ アクセル
ドリフト
カウンターステア
鋭いコーナーリング
FR売りだ
FRのコーナーリングは他の駆動より優れている
成功すれば強い武器だ
後のコーナーからS15のライトが見えた
てこずっているみたいだ
こちとら容赦しねえぜ
考え事をすっきりさせてくれる
その走りをさせてもらうぜ
ドシュウ
キャキャキャキャャ
ドシュゥ
スープラのリアはまるでS15をあざ笑うかのようにブレーキランプを点灯させる
キャキャキャァ
ゴゥァ
鋭いコーナーから持ち前の高馬力による加速
あいつとばしてんなぁ
また、何かあったな
S15のドライバー 相楽山彦は悟った
伊達の付き合いではないから
おし、おまえの憂さ晴らし付き合ってやんぜ
「しっかりつかまってろ、もっとだすからな」
ガコ パシュウ
バトルの時間はあっけないものだ
長く感じるが
すぐに終わってしまう
勝敗はスープラに女神は微笑んだ
ゴール地点そばの駐車場
ふう
さてどおすっかなぁ
車に寝泊りするか・帰るか・それともこのままどこかに逃げるか
ギャラリーが騒がしくなってきた
「ん?」
俺は外を見ると
そこにはトレノ(雪村クリーニング仕様 コピー)、S2000、Vitz、フェアレディZ、CIVIC
R(TYEP-R)、FCだ
「・・・・」
俺はとっさに隠れた
車の中でジャンバーを顔からかぶり・・・
取り合えず寝よう
かぎも閉めて
多少1・2mm窓をあけて(換気のため)
お休み〜
ZZZzzz
20分後
ボヘーっと起きた俺
周りには見慣れた車に包囲されている・・・・・
さあて
飛べマイスープラ
飛ぶわけ無いか
じゃあ
もぐれ 穴を掘れ
ドリルもついてねぇや(ついてたら車検引っかかるだろ 太陽)
なら瞬間移動だ(いいかげんに現実をみろ 太陽)
むう、太陽さん 黙りましょうね 免許無いくせにうるさいよ
(免許ならあるさ 50cc!! 太陽)
帰れ
話がずれた
さてとりあえず
-------------
降りる
下車する
ドアから外に出る
-------------
んじゃあドアから・・・
ってみんな結果同じじゃねぇか
しょうがない ドアから俺は車を降りた
(窓から降りるやつなんてめったにいないだろ 太陽)
とりあえずトイレ
5分後
さて帰るか・・・・な
そこには婚約(強制婚約)がずらーっと並んでいた
「「「「「「「帰りましょうね あなた(怒)」」」」」」」
その後俺は 夜を寝かせてもらえませんでした
翌朝も昼間でみんなからお説教くらいました(泣)
ぐれるぞ俺(泣)
「「「「「「何かいいました?」」」」」」
「いいえ(泣)」
続く
太陽です
今読んでくださっているかたとお話をしながら書いていました
ライスとは何ものか?と
私めの同期の人間です
車が俺より詳しく 車の世界に引き込んだ当本人です
お気に入りは:HONDA CIVIC EG-6
変わり者ですw
このコンビでこれからもお送りしまーすw
よろしくぅ〜