そう桜坂に
ミッドナイト それは舞い散る桜のように編
第三話 まじっすか？
助手席には小町が寝ている
今村田インターチェンジで山形道からの乗り換えたばかりだが
時間午後１２時
中学生でもおきている時間だ
だが規則正しいこいつにとっては関係内らしい
俺は定速８０キロで走行
その辺はしっかり守っている
そのとき後ろから小さい車があおってきたもうすぐＰＡがある
そこには入って先に行かせようと
ＰＡ入り口の車線に変わったが
ついてきた
「まあ、ほっておくか」
俺はそのままＰＡには入り停車したはいいが
隣に小型の車が停車した
ＴＯＹＯＴＡ Ｖｉｔｚ 後ろにはＲＳ１．５
そこから降りてきたのは
こだま先輩だった
顔は笑っているようだが
よく見ると眉間が・・・・・
こ、こぇーー
ドアを空けてきた
「やっほぉーーー（怒）、どこ行ってたのかなぁ？（怒）」
怒ってる・・・・・
あまり迫力ないけど・・・・
「う、うぅん」
隣りで小町が置きはじめた
「あ、里見先輩こんばんわ」
律儀に挨拶してるなよ
「あ、こんばんわ小町ちゃん（怒）」
小町も引いた・・
「何で小町ちゃんがこんな時間に舞人君の車の助手席に？（怒）」
核心ついた質問・・・・
以前小町と付き合ってたときもこんな感じだったなぁ・・
また、説教か・・・
先輩はおもむろに俺の車のラジオを付けた
ポチッ
そして周波をあわせる
ニュースだ
『本日の緊急特別国会で一夫多妻制度が可決され翌日からもう施行されます 繰り返しお送りします』
は？
まじでっか
こだま先輩なんか電話してるし
「じゃあ、まってるね」
電話をきった
車が俺の周りを囲んだ
希望、つばさ 、青葉ちゃん、などの面々・・・・
「み、みなさん・・・お、おそろいで・・・」
俺はびくびくしながら言った
「「さくっち、ラジオ聞いたでしょ」」
笑顔で希望とつばさが言ってきた
「や、野菜法案だっけ・・」
ごまかしてやる
「最近値上がりだもんねえ
でもちがうよぉ」
青葉ちゃん素で返さないで・・・
お、俺の貞操のピンチ！？
「先輩の初めては私がもらってるよ（真っ赤）」
マテ、あっさり答えるなよ・・・
黙っていれば・・
「「「「「「私にもください（頂戴）」」」」」
六人で絡まれてる俺って・・・
小町は真っ赤になってうつむいている
夜の東北道・首都高をはさまれておれは
桜坂まで連行された・・・
そして二週間後
俺は一戸立ての家にいる
お袋とみんなの両親に俺を含めみんなでお金を出し購入した
美人ぞろいの妻をＳＥＴで・・
翌月 山彦が結婚
女好きだったがもう尻にしかれているというか・・
そして店ををはじめたらしい
パーツショップ ＳＡＧＡＲＡ
民間公認車検も行っているらしい
知り合い割引してもらわないとな
てか、家族割引適用してくれ（泣）
しかも、ライセンス一個落としていて不合格
Ｂライのレースでもう少しがんばるかな
親父の夢をかなえるためにな
続く
太陽です
今バス中で書いています
電波系のものはつかってないからＯＫでしょ
あと音も無音
さあこのままつっぱしろーｗ